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2014-02-19

白か黒か

教員が自己評価を迫られる時ってのは、実習だと思います。

実習があることによって、授業方法、学生への振舞い方を振り返させられます。


通り一辺倒の検査測定をし、そこから導き出される問題点を挙げ、

精神・身体機能を高めるために目標・プログラム設定するという流れが、

学生にとっても、いや、教員にとっても楽なのかもしれません。



「作業療法って難しい、作業療法の方が難しい」

という声を高校教師から聞いたことがあります。



この病気、心身機能障害を「治す!」という方向性が仮に「黒」とします。

この病気、心身機能障害は「治らない!生活・人生を楽しむ!」という方向性が仮に「白」とします。


実習訪問等で学生と話すと、

この、「黒」か「白」か、どちらか一方で考える傾向があることに気付かされます。

換言すれば、どちらか一方でしか考えられない。


OTって、この黒と白の間にあることを考えなければならないように思います。

機能回復も見据えながら、今の生活、人生、その人にとっての作業に焦点を当てていく。

同時進行、同時並行的に考えていく。


穴埋め問題を埋めるように、通り一辺倒の検査測定をする方が一方向性で学生もやりやすい。

作業を特定し、遂行状態から必要な評価、検査測定が何なのかを導き出ことは、双方向性(以上)で難しい。


僕が学生時代にICFなんて概念は無かったし、一通り検査測定をしてから問題点を列挙するという

一方向性でしたから、トップダウンとかICFといった概念は今の学生にとっては難攻不落なものなのかもしれません。

一方向で考える方がそりゃ楽です。



授業展開として、まず「黒」を徹底的に考える。次に「白」。

そしてその間にある、CLの文脈にそった、SDMの概念で考えていく。

つまり、「グレー」


こういったトレーニングを実習前にすべきではないかと思いました。

来週、実習から戻ってきた学生に聞いてみます。



来年度シラバスを作成中です。

来年度からこんな感じで展開してみたいと、ふと思いました。
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通りすがりOTさん

補足説明ありがとうございます。
白黒グレーはあくまでも例えであって、そんな単純でないことは百も承知です。
だから作業療法は難しい、理解し難いことを伝えたかったのです。
言葉足らずですみません。
文字だけではなかなか伝わりませんね。

白と黒

黒と白が対極にあって、その間にグレーがある。
確かにそうかもしれませんが、物事ってそんなに単純に直線的に捉えられることばかりでしょうか?

ここでの例をとると、「治る」という黒をとことん追求することが、その方の生き甲斐となり白になる。そんなこともあるのかもしれません。
何らかの障害を負ったとき、治療(治すこと)にどう関わるかも、その人のその時には重要度の高い作業になると思います。

黒を突き詰め気づけば白に至ったり、逆に白と感じて進んでいたら黒になってしまったり。
過ぎたるは及ばざるが如しと言うように、直線的に並ぶものではなく循環していることもあります。
同じ事象であっても、時と場合、環境、人によって白にも黒にもなります。

学校の授業で伝えるには難しいことだとは思いますが、白黒グレーだけでなく、いろんな色が存在していることを理解しないと、
「○○が良い」という単一的な価値観でしか物事が捉えられなくなるように感じます。
プロフィール

ナヴェックス

Author:ナヴェックス
長州OTナヴェックスのブログです!
大好物:ADOC・OS・CMOP-E・MOHO・OBP実践・OT教育・生活行為向上マネジメント・精神分析(夢分析)等、広く?浅く…
PT・OT養成施設等教員講習会修了者。
OTのこと以外にも色々と思いを綴っていきたいのですが、結局最後はOTに繋がるのです・・・

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