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2014-03-25

日本臨床作業療法学会に参加してPART②

演題発表は、口述とポスター発表があり、二日間に分け、5会場で行われました。

ポスターは個性的なものもあり、本学会らしさを感じました。固く言えば学術的とは言えないポスターも散見されましたが、そうするに至った背景があるはずで、知りたければ足を運べ!というメッセージが込められているように感じました。これも本学会だからこそです。


僕は口述発表C会場で2時間を過ごしました。

発表の中には研究途中で普遍性に至っていない発表もありましたが、着眼点が独創的なものばかりで、誰も成し遂げていないことにチャレンジしている姿勢を感じることができました。
色んな経験、素晴らしい感性があるからこそ着眼できたのだと思います。


OSと臨床をテーマにされた発表もありました。OSの課題である、OSとOTの連続性を見事に表現され、OSの可能性を見出すことができたように感じています。
発表後、今年のOSセミナーで発表いただけないか、口説きにいきました(笑)


みんなのリハプランを参考にした介入発表もありました。
これぞまさしくADOCプロジェクトの目指すところであり、目的達成のための大きな手段として本学会が位置づけられていることを再確認できました。

発表中涙ぐまれる方もいらっしゃいました。その涙が、それまでの苦労、文脈を物語っています。涙ながらに「語る」場を本学会は提供しています。それが許される。


質疑応答で、トップダウンが善、ボトムアップは悪といったような誤解を与えるといった指摘をされる方がいました。ホントにその通りで、手段は極論なんだって良い。たぶんトップダウンが作業に、個人の文脈に添いやすい手段なんだとは思います。医療職であるが故、疾患や症状、予後予測を担保しつつ、でも、手段をどの目的に使うのかを明確化し、共有することが、作業療法なのだと考えます。



本学術大会は作業療法界、いや、リハ、医療の中で革命的大会と思っています。トランプの大富豪のような革命とまではいきませんが(例え下手だな笑)、作業療法界、世に発信するきっかけを作るベースとなる場であると感じました。




今一度、作業療法の核を問う。


もう核を問うのはやめましょう。

30年前にもしてたことです。

作業を通して人は健康になれる、なる。

その核を抱き、その核をどう具現化していくか。

それを皆で考えていきましょう。

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2014-03-24

日本臨床作業療法学会に参加してPART①

第一回日本臨床作業療法学術大会に参加しました、初日だけ、しかも最終便に間に合わない可能性もあり竹林さんの講演前に会場を後にするという強行スケジュール^^;

全国の猛者達が神奈川県立保健福祉大学に集結。20代くらいの参加者が大半を占める、フレッシュな大会。昼食も用意され、演題が100以上、作業を語る演題ばかりという斬新な大会。
この良き日に立ち会わなけばならないという変な使命感で参加を決意。



やはり発表しなければ、変な疎外感を感じました。演題タイトルを見ても、教育に関するタイトルは無く(たぶん)、自分の存在価値はここにしかないと再確認できました。OBP教育をテーマに発表したいと強く思いました。発表することが目的ではもちろんありませんが、発表するために何をするか、今一度、来年度のシラバスを再検討する必要性を感じました。

齋藤さん、藤本さんは、真の作業療法とは?トップダウンの作業療法とは?をテーマに、熱く、時にユーモアを交えながら講演されました。
僕の中では両名の講演は至極当然のことでありましたが、再確認する意味、両名が発する言葉を参考に、今後学生にどう伝えるかを考えながら聴講していました。
両名に共通していると感じたことはやはり、クライエント個人やその家族、周囲の方々の文脈に沿うこと。
そのためにはCMOP-E、MOHOといった概念の理解、OSを介した個人的且つ普遍的な作業の理解が必要であるということ。


何か作業をする=OBPではない。
トップダウンかボトムアップかなんて、それは手段であって、文脈に沿うことがOBPであると理解しています。
カナダモデルの概念から言うと、環境と如何に結び付けるかが肝であると再確認できました。
あの場にいらした方なら分かると思いますが、齋藤さんご自身や娘さんの例は非常に分かり易かったので、今後の授業で参考にさせていただきます(笑)
今基礎作業学の授業でOSや各理論を取り扱っています。学生にいきなり人や作業や環境といったキーワードを出しても小難しく感じ、小難しく感じるから、後の説明が受信されないと考えます。
僕個人の例を示しながら、誰もが普段何気なくしていることなんだという理解を学生に促したいと思います。
教員という立場、授業という場によって、学生と繋がっていられる。そんな当たり前のことを、各理論やOSは説明させてくれます。

藤本さんは分析の重要性を強く仰っていました。いくらたくさんの情報を集めても、それを整理分析しなければ何の意味もない。クライエント個人や家族、そして他職種にOTの考えをどう伝えていくのか。仮に、各理論を知らなくても、ICF整理シートや焦点化といった作業でも可能かと思います。

藤本さんは、ご自身の失敗談を語られ、笑って良いものか迷いましたが(笑)、自己開示してくれました。
既存の学会となると、あたかも成功例ばかりを取り上げます。ホントに共有したいことは、いわゆる失敗を次にどう繋げたか、ということだと考えます。上手くいかなかったことの方が普遍的且つ共有できることです。


本学会の在り方を、藤本さんの失敗談から見出せたような気がします。

2014-03-10

主体性

すこし前の話になりますが、精神科OTの講義でPBLを実施してみました。

PBLとは問題基盤型学習のことで、ある課題シナリオを提示し、それを学習者自らが解決していき、

学生の主体的学習を進めるためのツールです。

1年ほど前に宮前先生やメガネOTさん達が書かれたPBLに関する書籍が販売されています。

PBLに関する詳細はそちらで。



PBLをした途端、学生達の目の色が変わりました。

(ひいき目にみているのかもしれませんが)はっきりと変わりました。

グループメンバーと、課題(問題)解決するために色んな文献を調べていました。

それまで、グループワーク中心の講義を進めてはいましたが、

このPBLほど主体的に取り組んでいたかどうかを思うと疑問に残ります。




学ぶことってやっぱり、主体性が大事なんだなあとつくづく思います。

自分がやりたいと思うこと、そして、やることの意味を感じられること。

20年後、統計すること分かってたら、数学めっちゃ頑張ったと思うし、

英語もめっちゃ勉強してたと思う。

何のために5教科勉強するのか分かってなかったからなあ。




7歳になる長女は今勉強が楽しいと言っています。

宿題はもちろん、子どもチャレンジ(国語と算数)を毎月楽しんでやっています。

ほんとに俺の子か?

って思いますが(笑)、今のその楽しさを忘れずいてほしいと思います。

活かすも殺すも親次第でしょうか?




来年度は随所にこのPBLを取り入れる年にしていきたいと思っています。

シナリオ設定がものすごく難しいのですが、学生の状況に合わせて、

ちょいと頑張ったら解決できるくらいの課題を設定できればと思います。



何か良いヒントがありましたら教えて下さい(笑)

2014-03-03

青春

今度卒業記念パーティで学生と懐かし19の

「あの紙ヒコーキくもり空わって」を唄います。

僕は唄うというよりもブルースハープで盛り上げます。


自宅でその練習をと思い、CDを聴きながらブルースハープの練習をしていると、

7歳の長女が曲を気に入り、歌詞を見せてと言ってきました。

その後何回も曲をかけ、歌詞を見ながら唄っていました。

車でも「あれかけて」と言い、「あの紙ヒコーキくもり空わって」を聴き、唄っています。

IMG_0385.jpg



19は僕の青春でした。

19の曲を弾きたくてウクレレとギターを始めました。

19の曲を聴くと20歳前後の色んな思い出、その時抱いた感情を想い出します。

僕の青春を娘と共有できたことは、何とも言えない嬉しさがあります。

嬉しいという言葉だけでは済まない、何とも言えない気持ちです。


少し前までは、「30代も青春」「一生青春」という感覚でいました。

しかし、娘とその共有体験をして、この言葉に違和感を感じるようになりました。

「あの頃」と呼べる時があって、昔を懐かしむ。

「青春」という時期を限定することで、自分の人生に区切りをつけて語れるようになる。

20歳前後の時期を「青春」と限定しても良いのではないかと最近思うようになりました。



うまく表現できないのがもどかしいですが、

僕の大切な作業を、娘が少しでも触れていることの奇跡(軌跡)を

感じる今日この頃です。
プロフィール

ナヴェックス

Author:ナヴェックス
長州OTナヴェックスのブログです!
大好物:ADOC・OS・CMOP-E・MOHO・OBP実践・OT教育・生活行為向上マネジメント・精神分析(夢分析)等、広く?浅く…
PT・OT養成施設等教員講習会修了者。
OTのこと以外にも色々と思いを綴っていきたいのですが、結局最後はOTに繋がるのです・・・

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