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2013-10-31

質問は「やる気」のバロメータ?

実習訪問に行くと、多くの指導者がこう言われます。



「質問してこないので、やる気があるようには見受けられません」

僕はこの表現に違和感を覚えます。

質問しないけど、やる気のある学生はいます。



やる気はあるけど、質問“できない”学生がいます。

質問したくても質問できない学生がいます。



もしかすると、指導者が怖くて質問できない学生もいるかもしれません。

僕も学生時代、質問しただけで怒り出すスタッフも存在しましたから(笑)
(くだらない質問をしたんでしょうが、それを頭ごなしに怒ることはないでしょ)



僕が今回、一番言いたいのは、

質問自体が思い浮かばない学生が中には存在するということです。



どういった質問をすれば良いのか?

質問を考えるポイントは何なのか?

そもそも、実習におけるGood Pointな質問って何なのか?

それらを指導者と学生が共に探っていくことも、1つの指導ではないかと考えます。




「なぜ」質問しないのか?

を理解したうえで、指導者は学生指導すべきと思います。




質問しないことは、本当にやる気のないことでしょうか?
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2013-10-20

山口・作業維新の会開催~OTRがOTを楽しむ~

昨日、山口・作業維新の会を開催しました。

参加者は私含め全部で9名。

最近は顔ぶれも定着してきています。

今回は作業機能障害(作業的不公正)を理解することを大きな目的としました。

私自身、この概念を知った時に、作業療法士のすべきことの視界がパーーっと広がった経験があるため、

それを多くの作業療法士に知ってほしく思い、このテーマにしました。

理解を深めるために、今年の「総合リハNo5」に掲載された寺岡さんの

作業機能障害の種類と評価(CAOD)の試作版を参考にさせていただきました。

作業不均衡、作業剥奪、作業疎外、作業周縁化と聞くと、小難しく聞こえます。

抵抗があります。

それらを全40項目で分かりやすく表現されており、参加者の理解を深めるにはもってこい!

と思い、紹介しました。

ちなみに僕は該当する項目は1つもありませんでした(笑)


また、CAODを実際クライエントに実施し、またADOCも使って、

OBP実践をされたケース紹介・検討を行いました。

いつもこの会にご尽力くださる隣県のOTさんです。

ほんとにありがたい。この場を借りて感謝申し上げます。


作業剥奪、作業疎外、作業周縁化の項目が多く該当しました。

作業剥奪、作業周縁化は、他スタッフの協力がなければなかなかアプローチすることができないと判断し、

まずは作業疎外に着目したそうです。

ADOCで今後取り組む作業を5つ抽出し、何よりADOCで「その人なり」を知り、

そして実際の作業場面を観察し、今後の介入計画を立案したそうです。

まさしくトップダウンです。

買物の作業観察をするために、施設と交渉し、自身のスケジュールもマネジメントしたそうです。

そのエネルギーが素晴らしい。



共に買物に行って材料を購入し、施設で実際に製作する。

それらを繰り返し、いつのまにか、OTの気付かないところで製作をしていたそうです。


介入前にCAODを実施した時には、項目17「お金がないため,やりたいことができない」は

該当しませんでした。

しかし、介入後はその項目が該当しました。


CAODを初めて知った時、最初の印象では該当項目が減ることが理想なのかなと思っていました。

しかし、項目17が該当したということは、作業欲が出てきたからこそなのかと考えます。

覚醒と表現して良いのか分かりませんが、OTの介入によって、

以前の自分を取り戻している感覚が芽生えたのではないかと考えます。

だからこそ、初期評価で該当しなかった項目が、該当してくる。



ADOCで今後の方針、何よりクライエントの文脈を探り、

CAODでクライエントの「今」を知る。



今回の報告を聞いて、CAODの活用方法、ADOCの存在価値、を学べた気がします。



最後に、報告をしてくれたOTさんは、報告中、終始笑顔でした。

OT自身も、作業療法を楽しんでいます。


それを見聞きしていた僕も、心がホッコリしました。


作業療法をすれば、作業療法士になれる。

そんな言葉を思い出す報告でした。

2013-10-09

OTの根幹

今、月に数回精神科病院の臨床に出ています。

臨床と言っても、研修生という立場であり、実際に治療はしません。

見学・体験実習のような形です。

「当たり障りなく接する」と言ったら良いでしょうか。

月に数回、僕の都合で研修日を決めるので深くは踏み込めませんよね。

IMG_0109.jpg
(写真は今は無き僕の生家があった場所。今は駐車場になっている。それはそれはオンボロな家でした)


先日、研修先のOTがとあるCLとのエピソードを語ってくれました。

最終的には自ら命を絶たれたそうですが、そのCLとのエピソードは

胸が熱くなるものでした。泪が出てきました。


そのOTはこう語りました。

OTは、目標設定の際、退院後の生活、対人関係やセルフケア、

活動性、自主性といった

キーワードを多く出す。それらを達成するために。

それはそれで、必要だ。

しかし、根本として、その人と何かを共感できる体験をすること、

その人が安心できる場としてOTがいること。

そしてOT自身も安心できること。



そのOTが産休に入る前、そのCLはお腹を触ることを拒んだそうです。

「僕が触ると、赤ちゃんが汚れる」

と。

これまでの人生の中で、誰からも必要とされなかった感覚を持っているCLに対し、

OT(医療者)は安心出来る場を作る。

介入とか、提供とか、そんなことではなく、

両者が共に安心できる関係を作る。



産休直前、CLはお腹を触ったそうです。

「人の命は平等、価値の無い命なんて無い。産まれてきたこと、それ自体が幸せなこと」

OTはそうCLに伝えたそうです。





僕に語ったことで、そのOTの気持ちが浄化されたそうです。

何年も内に秘めて、抜け出すことの無かったしこりが、

少し無くなったそうです。





研修先では、外来OT利用のCLが多くいます。

最近気付きました。


病院やOTプログラムをするために外来OTへ来ているのではない、と。


メンバーや、そのOTに会いに来ている。


安心できる場だから。

気持ちを共有できる人がそこにいるから。

2013-10-04

文脈を辿る

img0b9d55217062ds.jpg

OTの人には興味のない話かもしれません。


2002年に解散した19は僕の青春そのものでした。

ここまで没入したアーティストは後にも先にも存在しません。

同年齢ということもありますし、1人は小学生の時僕の住む県にいたということから

親近感を感じていました。


彼らの曲が弾きたくて、ウクレレやギターを始めました。

彼らがいなければギターはしていなかったかもしれません。

ギターをしていなければ、娘のピアノ発表会で、家族で演奏はできません。

彼らのおかげと言っても過言ではありません。


何と言っても、歌詞が心に響きます。

僕が20歳前後に活躍したアーティストでしたから、

僕のアイデンティティ構築にかなりの割合で関与してくれたと思います。



彼らの歌詞が、今の僕の支えにもなっています。

「自分らしくなんて口にするたび 何もしてない自分に気づく」



「生きてゆくことは×(掛ける)こと 僕らしく意味を追いかけて

 どんなにもチャンスがめぐって来ても 僕が0(ゼロ)なら意味がない」



「善(シロ)と黒(クロ)の決められた 横断歩道(くりかえし)に生きるより

 君は自分で探してほしい 楽じゃないけど 楽しい道を」



「風が吹かないそんな場所でも 僕達が走るなら感じることが出来る

 吹くだろう風なんて待つなよ 無いものを嘆くより 作ればいい風だって」



久々に彼らの歌詞を追ったら、何だか元気が出て来た。

自分の文脈を辿ることって、自分自身をエンパワメントしますね。
プロフィール

ナヴェックス

Author:ナヴェックス
長州OTナヴェックスのブログです!
大好物:ADOC・OS・CMOP-E・MOHO・OBP実践・OT教育・生活行為向上マネジメント・精神分析(夢分析)等、広く?浅く…
PT・OT養成施設等教員講習会修了者。
OTのこと以外にも色々と思いを綴っていきたいのですが、結局最後はOTに繋がるのです・・・

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