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2013-05-29

山口・作業維新の会

先日、標記研修を開催しました。

参加は過去最少の4名。

結果、一人一人が発言でき、議論を交わせたのは、

このメンバー、人数であったからだと思います。


これまでは山口県作業科学研究会という名の下開催しておりましたが、

今回から、山口・作業維新の会と改名いたしました。

当面は山口・作業維新の会(山口県作業科学研究会)で案内させていただきます。


この名の意味は、

①作業科学を勉強することで、作業という言葉の持つ意味を
手段的なものだけでなく、目的的なものへと視点の変換を求める、という意味の維新
②現在の作業療法を再考し、今よりもより良い作業療法をクライエントに提供する、という意味の維新
③色んなOTとディスカッションすることで色んな気付きを促し、自分自身の中の作業療法を改革していく、という意味の維新
④作業科学の知識を作業療法へ応用する、という意味の維新
⑤作業科学の知識を世に産み出す、という意味の維新

なあんて、すべて後付けです(笑)

ですが、本ブログを通して考えることができました。

OT観、サンキュ!


今回は作業的ストーリーテリングをテーマに、

講義、演習という形をとりました。

作業的ストーリーテリングといっても、初めてすることではなく、

参加者皆さん、これまできっと臨床で実践してきたことだと思います。

それを作業的ストーリーテリングという言葉でまとめ、

次の作業的ストーリーメーキングに繋げる、

という思考を促進させる。


言葉を知ることで今自分がしていることを整理できると思います。

その交通整理をしてくれるのが作業科学であり、

各OT理論だと思います。


ストーリーテリングとは、自らが自分のことを語る、という意味を含んでいると捉えています。

自分の人生を語る、自分の生活・人生をどのように構成していったのかを語る。

「作業的」と付くことで、その人の作業歴を核に話を展開していく。

この過程で、その人の価値観、僕の好きな言葉で表現するならば「生き様」を

セラピストは知る。

そのためには、共通の理解地平の確立というプロセスで、

関係性を育んでいく。

時にはセラピストという肩書きを取り払って、

「生存者と生存者」という関係でいることも必要です。



資料作成の中で、僕はまず過去、現在、未来を3本の柱として表現し、

その柱を繋ぐものを橋に例えました。

過去から現在に繋がる橋を作業的ストーリーテリング、

現在から未来へ繋がる橋を作業的ストーリーメーキング。

発症しなければまっすぐ通っていたであろう橋を、

作業療法は繋げる。

発症して、未来への橋の架け方や渡り方をクライエントは知らない、

その機会がない。

橋の高さは違えど、未来へと繋がる橋を架ける、渡る支援をOTはしていくんだ、と例えました。

クライエントの作業に焦点を当てない橋の架け方、渡り方は、

いずれ脆く崩れ落ちる。

クライエントが本来行くべき場所ではなく、

違う場所へ行くことになる。

誰も利用しない橋になってはいけない。

誰も利用しない高速道路になってはいけない。


今回、本勉強会の資料作成をする中で、

作業的ストーリーテリング、作業的ストーリーメーキングという言葉の意味を整理できたように思います。

今の僕は臨床でこの知識を実践することはできませんが、

学生に対しては実践できると思います。

共通の理解地平の確立は、学生との関係性を育み、

学生の今の言動を理解するための作業的ストーリーテリング、

そしてOTになるための作業的ストーリーメーキング。


この言葉が教育にも通ずることを今回の勉強会を通じて

知ることができました。



不思議なものです。

勉強会当日の午前中はオープンキャンパスで結構疲れを感じていましたが、

勉強会終了後は心身の回復を実感できました。


心身回復することを休息と定義するならば、

睡眠や寝転がることだけが休息になるのではなく、

僕にとって山口・作業維新の会という作業が休息になることを

実感できました。


次回は8月を予定しています。

テーマ何にしよう?(焦)

長文失礼いたしました。
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2013-05-20

作業科学にまつわる研究法 研修会in愛知

先日、標記研修会が愛知県で開催されました。

OSをご存知の方は知る人ぞ知る、港会長、酒井先生、近藤先生の3名が講師となり、

OS研究者を育てることはもちろん、OS研究とは何か?知ることを目的に開催されました。


僕は近藤先生からお声掛けいただき、今回研究推進委員として企画・運営に携わりました。

研修はもちろん、控室等で講師とお話させていただくことも身になる素敵な作業時間でした。

参加者は、北は秋田、宮城、南は沖縄まで、全国各地から30数名全て作業療法士の参加でした。

経験年数も幅広く2年目から30数年まで、教育関係4割、臨床6割といった感じでしょうか。


IMG_1837.jpg



まずは酒井先生から、研究に関する総論的な話。質的研究と量的研究の違いと

それぞれの研究デザイン、データ収集方法の紹介。

更に、質的研究手法例としてエスノグラフィー、現象学、グラウンデッドセオリー等を説明をしていただきました。


その後、近藤先生が作業科学研究論文の紹介とそれらを批判的に読むこと・

自らの疑問を研究へとどう発展させるか、といったことを目的にした講義。

OS論文に親しむこと、文献レビューの仕方、研究疑問と結果との結びつきを、

3論文を通じて説明いただきました。



2日目は、港先生が自らの博士論文を媒介に、作業科学研究論文の

研究プロセスを含めた解説をしてくださいました。

OSの研究が、実践に役立つ(大学や地域をも動かす)ことを肌で感じることが出来ました。



ここからは、私見を述べていきます。

結論から言うと、これまで敷居が高く感じられていたOS研究に対する意欲が掻き立てられた、

ということです。

OSの研究に限ったことではありませんが、研究疑問が明確になっていることがまず肝心であるということ。

文献レビューの中で、研究疑問が明確になっていく。

当初設定した疑問から変わることもあるかもしれない、でも自分が何を知りたいのか?

何をしたいのか?それをすることが何に役立つのか?(研究意義)を明確にしていくプロセスが

大事であるということ。


グループセッションで、今からOS研究を始める方、ある程度研究が進み次のステップを考えている方から

事例紹介という形で、それぞれ、今後どのように進めていくのかを検討していきました。


その中で、OS研究とOT研究との線引きが出来たように思います。

線引き出来ない、する必要がないという意見もあるでしょうが、

僕の中で曖昧であったものが明確になったような気もします。

例えば僕の好きな「木工」という作業で考えてみます。

「木工」がどのような治療効果をもたらしたのか、

木工という作業がその人の生活にどういう影響(変化)をもたらしたのか、

これはOT研究になります(と、捉えています)。


OS・作業の切り口から見ていくと、木工という作業はどんな作業なのか?

例えば日曜大工(DIY)の起源はどこにあるのか、

文化として日曜大工はどのように位置づけられているのか、

といった文化社会的側面を見ていくのも1つでしょう。

大工や建築士にとってのモノづくりの意味を追求すること、

といった文化制度社会的側面を見ることも1つ。


OTが木工を媒介とすることの意味(なぜ木工を媒介するのか?)、

クライエント自身の意味(木工という作業がなぜその人に変化をもたらしたのか?)、

これなんかもOS研究になるのかもしれません。


作業科学の本(黒いやつ)に掲載されてある論文タイトルを

みるだけでもOS研究が何かをうかがい知ることができます。





OSがOTに飲み込まれ、OSが発展しなくなることに警鐘を鳴らしている方もいます。

OSセミナーでOTの発表があることに違和感を感じる人もいます。

僕自身もそう思っています。

ただ、ケースを通した「作業」でなければOSを理解しにくいのも1つ言えることです。




浅はかな理解で、OSとOTの違いもまだまだ明確には言えない僕ですが、

僕なりの考えを本ブログにてまとめました。


今OS研究に取り組んでいる方、今からしていこうと考えている方は

着実に増えています。

港先生のように、OS研究がクライエント、家族、大学、地域を動かすこともあります。



今、漠然と何個かテーマは浮かんでいます。

まずは自分が何をしたいのか?知りたいのか?

そうすることでどう社会に貢献できるのか?(意義)を

考えていきます。

まずは、文献レビュー!かな!?



長文失礼いたしました。


追伸:あっ、本研修のアンケート集計頑張りまーす!
   
   いずれHPや機関誌等で報告させていただきまーす!

2013-05-10

OBP実践に関する授業にて…

基礎作業学の中で、作業科学を取り扱い、

作業科学の中で、OBP実践に関する講義を行いました。

OSを取り扱っている意味を、OBP実践を通して伝えたかったためです。


10年おでん等の動画を数本鑑賞してもらい、OBP実践に関する事例紹介をし、

感想文提出を学生に求めました。

学生の感想をまとめていくと、多くの学生がSDMの重要性に気付いていました。
(実践となるとまた話は別かもしれませんが…)

「してもらうから、やりたいリハビリへ」
「寄り添い一緒に考えていくこと」
「OTが一方的に決めるのではなく患者さまと共に歩む姿勢」
「作業療法とは?との問いに応えられそう」
「作業療法の奥深さを感じた」
「機能だけでなくその人の生活をみる」
「OTが患者さんに具体的に何をしているかイメージできるようになった」

といった感想が聞かれました。

他の動画が総論的な感じであったことも影響するかもしれませんが、

「10年おでん」が印象に残った学生が多かったです。

印象に残る、その感性が素晴らしい!



目標も「自宅復帰」といった誰にでも通じる言葉ではなく、

その人にしか通じない具体的な目標を立案すること、

それを達成して初めてOTの目標が達成したと言えるんだということ。




心身機能を高めるだけのOT像から、生活に彩りを与えるOT像へ




作業療法士の卵…


育ってます!!!

2013-05-09

県学会実行委員

今年度の県学会実行委員になりました。

企画運営担当となり、大きな責任を伴う役です。

初回実行委員会で自己紹介をした際、

『学会に革命を起こしてやる!そんな気持ちでいます』

と周りの空気を読めず?言っちゃいました(笑)


初回実行委員会では、テーマと講師選択の話となりました。


まず、テーマをどうするかを話し合いました。

言った者勝ちだと思い、いの一番に発言しました。

今、協会は生活行為向上マネジメントに代表されるように、

今OTの流れが作業に焦点を当てたものになっている。

生活行為向上マネジメントを本学会の核にしてはどうかと

提案しました。

興味を持たれた方が多く、満場一致?で

テーマが決まりました。


残念なことに、実行委員の中に生活行為向上マネジメントを初めて聞いたという人もいました。

急性期、回復期、精神科所属の方が多いような印象を受けました。



加えて、本学会で会員に生活行為向上マネジメントを伝えることはもちろん、

それを一過性で終わらせないために、学会後に勉強会を立ち上げる等して

継続させなければならないことも会議で伝えました。



詳細はいずれ本ブログで伝えますが、

会議後、候補となった講師に電話をしました。

快く受諾いただき、また、生活行為向上マネジメントをテーマとすることに対し、

『ありがとうございます』と言ってくださいました。

そのようなお人柄が嬉しく思います。



学会後のことを考えながら、本学会の企画運営をしていきたいと思っています。

県外のOTも参加したくなるような、

そんな企画にできればと思っています。


詳細はまた後日・・・
プロフィール

ナヴェックス

Author:ナヴェックス
長州OTナヴェックスのブログです!
大好物:ADOC・OS・CMOP-E・MOHO・OBP実践・OT教育・生活行為向上マネジメント・精神分析(夢分析)等、広く?浅く…
PT・OT養成施設等教員講習会修了者。
OTのこと以外にも色々と思いを綴っていきたいのですが、結局最後はOTに繋がるのです・・・

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