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2012-12-29

10年おでんのような作業療法がしたいです

1月から評価実習に行くゼミ生と面談をしました。

そこで学生が、



「10年おでんのような作業療法がしたいです」
(10年おでんはこちらから)

と言いました。

そして、



「僕が、作業療法士としての自分に誇りを持てるようになりたいです」と。




うん、君ならなれるよ。



クライエントの何に焦点を当てるのか、


作業なんだよ。





学生からこの言葉が出てきたことを嬉しく思います。

冗談交じりに、ケースバイケースやけど、症例報告会で「自宅復帰」みたいな目標設定したら

俺は暴れるぞ!

と伝えました(笑)




実習後の報告が楽しみでなりません。


作業療法士になりたいという気持ちが

実習によってより強くなることを願っています。
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2012-12-27

僕がOTに期待すること

IMG_1431.jpg
最近、女房からの要望もあり玄関に椅子兼荷台を製作しました。

買物袋等を一時的に置けますし、靴を履く際の椅子にもなり便利です。

IMG_1432.jpg
僕自身も玄関に荷台があればと思っていましたので、女房と思いが合致したわけです。



ペンキ塗は子どもたちと一緒に行いました。
IMG_1429.jpg
「やらして!」

と積極的に塗っており、また、自然と親子の会話が産まれました。



完成後は、この椅子(荷台)の前に座り、椅子(荷台)を眺めながら

一杯酒を飲みたい気分でした(笑)


女房も「すごーい、ありがとう!」と誉めてくれました。


完成後の達成感、高揚感、満足感、効力感・・・

なんと表現して良いか難しいところですが、

DIYは僕を元気にしてくれました。



このブログで伝えたいことは、

冒頭で述べた、「女房の要望と僕の思いが合致したこと」です。


女房は僕に椅子(荷台)製作を期待します。

そう思っていた時期と時を同じく、

僕は椅子(荷台)を製作したいと思っていました。


周囲から「期待」されることと、自身が「したい」と思っていること。

これらが合致し、達成できた時に、大きな効力感が得られるのだと思います。



DIYという作業は僕にとって「男性性」を強く感じられますし、

一家の主として、夫として、男親としての存在価値を確認できます。



OTのすることって上記のような側面を大切にすることだと考えます。


自分自身の作業を振り返ることで、自分自身のOTの在り方を確認できます。

確認できるツールが作業科学の知識なのかなとも思ったりします。



将来、僕がOTのクライエントになった時、


存在価値等、上記したような側面をOTに期待すると思います。

2012-12-25

じっくりコトコト煮込んだスープ

僕は2年生の担任をしています。

1年次は年間通した学校生活を送っていないためか良い意味で緊張感があります。

2年生は一通り過ごしてきたため学校生活に慣れています。

2年生は最近遅刻、早退、欠席、無断欠席、授業中の居眠りが多い現状です。

この部分はどこの専門学校、大学も似たような状況かもしれません。

半年程前、僕は上記した現状をクラス全体に投げかけ、クラス全体で話し合いをしてもらいました。怒りはしませんが、厳しめに投げかけました。

結果、改善されました

数日間だけ・・・。



最近、遅刻、居眠りが頻繁にあります。


今僕は彼らに何も言いません。

僕も学生時代2年生の頃は授業サボって川へ泳ぎに行ったり、BBQをしたりしていました。

今となっては良い思い出です。

3年生になると、実習に向けた授業が多くなります。

自然と緊張感が生まれてきます。

自由に遊べ、自由に時間を過ごせるのは学生時代しかありません。

専門学校はカリキュラムが余裕なく組まれ、大学に比べるとそういった自由な時間は制限されているかもしれません。

2年生には今遊ぶことでエネルギーを発散してもらう。

そう捉えるようにしています。


色んなところで遊んで、人と出逢って、そこで楽しくも苦しくも色んな経験をする。




今、個別で面談をしています。

担任という立場上、一応律するような声かけはします。

しますが、そんな自分を今どう感じているかを考えてもらうようにしています。

自分はこれからどうしたいのか、どうありたいのか。

今何を感じ、考え、何を楽しみ、何に悩んでいるのか、

1人のOTの先輩として話しています。


以前綴りましたが、今日伝えたことが明日出来るとは思わないし、期待もしません。

4年間という学校生活の中で、学生は育っていきます。

そのことに気付いたここ数カ月は自分にゆとりが生まれています(笑)

2012-12-18

OTとしての意識を伝える伝道師

3年生は年明けより評価実習が始まります。

先日精神科作業療法実習ゼミを開催しました。

一方的に話すのは学びに繋がらないと感じたため、

実習に対して不安な点、不明な点、質問、皆で共有したいことを

挙げてもらいました。


ある一つのグループがこういった表現をしました。


「あばれだした患者に対する対処方法は?」


僕はこの表現を見たとき、ショックであったし、怒りも沸き出てきましたが、

何より、こういった「意識」を学生がもってしまっていたことを申し訳なく思いました。

3年生に僕は何を伝えてきたのだろう・・・と。


「対処」

処理、処分といった言葉に使われる「処」

クライエントは「モノ」ですか?

クライエントはすぐに暴れ出すような人ですか?


僕の学生時代を振り返ると、今回学生が表現したような

意識だったと思います。

経験を積む中でこういった意識は薄れていったと振り返ります。


いわゆる、知識だけを伝えていくのではなく、

OTとしての意識を伝えていくことを改めて痛感させられました。


OTとしての意識が芽生えるために、SDMの概念を伝えていくことが

1つのツールではないかとも思います。

パターナリズムではなく、CL中心にもなり過ぎない。


OTの在り方を伝える。

OTとしての意識。

学生からしたら最初に出会う作業療法士は僕ら教員。


僕ら教員が、

最初の伝道師です。

2012-12-12

作業に焦点を当てた実践研修会in神戸

IMG_1475.jpg
行ってまいりました、神戸!
強い刺激を受けました、OBP実践研修会!

IMG_1474.jpg
12月9日、兵庫医療大学に、西日本を中心とした?同志が集いました。

IMG_1476.jpg


全体を通した感想として、僕の中では真新しいものではなく、

至極当然、当たり前のことを話されている印象でした。

1,2年前に聞いていたとしたら、目から鱗だったことでしょう。

僕の中でOBPが根付いてきていることを実感できました。

そんな中でも、各スピーカーの話す内容は頭の中を整理してくれるものでした。


IMG_1477.jpg
まずはADOC産みの親、tomoriさんの講演。

OTIPMが今一つ理解できていなかったのですが、tomoriさんのおかげで整理できたように思います。

僕なりに理解したことを記すと、

「できるかできないかはやってみるまで分からない」
MeganeOTさん提供のショベルカーの運転。
高次脳機能障害のあるクライエントにショベルカーの運転をしてもらったら
できたという事例。

「OTの説明、面接、観察⇒解釈、目標設定という流れ。
 観察結果から問題点が見えてくる」

観察を通して、ショベルカーの乗り降り、大声を出すという
目標が見えてきたそうです。
これを実際にやるかやらないかがOTの肝だと痛感させられました…


tomoriさんの講演で印象的な言葉は
「書き初めにADLを書きますか?」
です。
ものすごく分かりやすい!
今度授業で学生に対し例で提示してみようと思えた言葉でした。



続いてsamuraiOTさんのADOC面接場面。

10の側面から、分かりやすくADOC面接の留意点を示して下さいました。

動画を見て思ったことは、tomoriさんも強く伝えていた
「OTの説明」在りきのADOC面接であるということでした。

例えが良いかは分かりませんが、家電製品を買う時に
僕は必ず価格.com等で情報を仕入れます。
この製品を購入することで、どんなお土産が付いてくるのか、
それを理解したうえで購入します。

OTも同じことではないかと思います。
OTをするとどんなお土産が付いてくるのか。
そこがなければモチベーションは高まらないと思います。

僕なりに理解したこととして、ADOCを通し、二次元であるイラストが
クライエントの作業遂行文脈を知ることで立体的な、厚みの深みのあるイラストになっていくということ。

「イラストは扉」
ということの意味が理解できました。




午後からの竹林さんの話。
講演前に資料を拝見する感じ、とても難しいものだという印象でした。
しかし、講演を聞くと、作業療法士として当たり前のことを当たり前に実践されているという印象でした。
それを当たり前のように実践されている竹林さんがすごい!


藪脇さんのCEQ
「環境」を物理的なものとしてのみ捉えるのではなく、
人的にも、社会的にも、文化的にも捉えていくということを
CEQを通して伝えているんじゃないかと理解しました。
MOHOやCMOP-E、OSのエッセンスが注入されている印象を受けました。


寺岡さんのOBP2.0
はやく論文が読みたーーーい、という印象。
作業機能障害(OSでいう作業的不公正)を周縁化、疎外、剥奪、不均衡の4種類から捉える。
信念対立アプローチを理解していないのでこれ以上は書けません。


平松さんの事例報告
犬の散歩を通して患者役割から散歩という役割を家庭で担う。
作業を通じて患者から家族の一員に。
こういう実践の積み重ねがOTのエビデンス構築に寄与するだなあ。


締めは原田さんの地域こそトップダウン
笑いのポイント押さえてるなあ。
めっちゃ笑いました、感動しました。

「釣りに行く?OT辞める?」
この言葉に全てが集約されていると思います。

「健康」という言葉の捉え方に、クライエントとセラピストでギャップがある。
健康という言葉をどう捉えるのか。
健康=障害の有無ではなく、やりたいことができているかどうか、望む人生が歩めているかどうか。

これも授業で学生に投げかけたいと思います。
来年開設されるデイサービス、絶対見学行きます!



IMG_1478.jpg
その時代時代で求められることは変わっていきます。
10年後、今回のこの内容が
「当たり前じゃん」
と、全てのOTが言えるようになると、
作業療法士が作業療法士としてその役割を全うできるのではないかと思います。

講師の先生方、感動をありがとうございました。

引き続きよろしくお願いいたします!

2012-12-05

バイザー会議 その裏側???


僕は学科の実習関係業務を担当しています。
実習に関する書類作成・発送、実習地新規開拓、実習ガイドブックの編集等、様々な業務があります。

先日実習指導者会議(いわゆるバイザー会議)がありました。OTであれば学生時代含めると必ずバイザー会議を経験していると思います。

今日はそのバイザー会議の裏側???教員の役割を紹介したいと思います。

学校によって違いはあると思いますが、うちの学校では毎年1回12月上旬にバイザー会議を開催しています。
3年次評価実習と4年次長期実習の2つの実習を兼ねて行います。
3年次評価実習施設の指導者は学生との面談をお願いしています。(これが緊張するんですよね…)

バイザー会議2カ月前頃に実習依頼している施設に案内文を発送します。
そこには出欠アンケートを同封し、出欠確認をします。
そこから、出席施設1つ1つの交通費を計算していきます。
公共交通機関であればその交通費、自家用車であればその距離と高速料金等を調べていきます。(お金の準備は事務で)
謝金準備や手土産準備、当日のお茶準備、当日の名札準備といった準備を事務と連携を取りながら進めていきます。

書類関係で言うと、評価実習施設行きの依頼文、学生プロフィールといった書類を準備し、
施設毎に封筒に仕分けするといった作業があります(これが1番大変)


今回実習関係業務担当になって初めてのバイザー会議でした。
会議内容やスケジュールを学科で打ち合わせ、それを文章に起こし、司会進行もするので原稿を作成したりとそりゃもうすることいっぱいです(笑)。
学生面談が円滑に進むよう面談順序を決めたり、スムーズに着座してもらうよう座席表を作成したり、
資料に抜けがないよう配布資料一覧表や、受付表を作成したり、何回も言いますが、やることいっぱいです。

前日は学生と一緒に大掃除、その後資料や手土産を配置する等の会場設営。


こういった準備や司会進行という役を担う緊張感、ストレスからか2,3日前から夜間中途覚醒が続き、頭痛も続き、といった感じでした(笑)

終わった今現在、体調は戻りつつあります(笑)


バイザー会議は年に1回、指導者と学校が対面して実習に関する意思統一、方向性を確認する貴重な機会となります。
学校側にいる身としては、ここでいろんなディスカッションをしたいと思っています。
質疑応答で何も質問がなければただの一方通行の報告会議となってしまいます。
この拙いブログを見ていただいた方、ぜひバイザー会議で1つ質問することを意識してみて下さい。
学校側としては何かアクションを起こしていただく方が建設的に実習の在り方を検討できます。
どうぞよろしくお願いいたします。



追記:今回、学生時代にお世話になった実習地の先生に実習依頼し、バイザー会議に出席していただきました。
僕のOTとしての原点となった実習施設、指導者です。
会議後盃を交わしました。「退行」、ではありませんが、学生時代に戻ったような感覚で、
でも少しは同じOTとして意見交換できましたし、僕が経験した成功体験をその実習地に行く学生にも感じてほしいと思います。

バイザー会議は人と人との繋がりで成り立っていることを改めて感じさせられました。
プロフィール

ナヴェックス

Author:ナヴェックス
長州OTナヴェックスのブログです!
大好物:ADOC・OS・CMOP-E・MOHO・OBP実践・OT教育・生活行為向上マネジメント・精神分析(夢分析)等、広く?浅く…
PT・OT養成施設等教員講習会修了者。
OTのこと以外にも色々と思いを綴っていきたいのですが、結局最後はOTに繋がるのです・・・

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