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2011-06-28

第45回日本作業療法学会 PartⅡ

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最終日に開催されたシンポジウム⑤

「トップダウン的思考の教育的課題」


メインシンポジストに吉川ひろみ氏
シンポジストには東祐二氏、佐藤善久氏、村田和香氏、

作業療法士であればどこかで聞いたことがあるだろう4名によるシンポジウム。

楽しみで仕方がなく、開始1時間前に席を取って待っていた(笑)





まずは4名それぞれの立場からの講演。

今の私の立場から、佐藤氏の講演が1番胸に響いた。

臨床現場時代から、ボトムアップ式、IDH式とも言えるOT教育に疑問を抱いていた。

だからこそ教員になったという経緯もある。












佐藤氏が現在大学で取り組まれているカリキュラムが、私の理想そのものであった。


「人-作業-環境」からカリキュラムを組むという発想には驚き、納得させられた。



現行のカリキュラムと言えば、解剖運動生理重視で、心理学はおまけのようなもの、

基礎作業学は数コマ、評価学と言えばROM、MMT重視、治療学は基底還元論的思考・・・

全ての教育機関がそうではないだろうが、全く的が外れているとは言えないだろう。





基礎科目として・・・

①人・・・解剖運動生理
②作業・・・作業科学・作業療法概論
③環境・・・心理学・社会学・現象学他

私の理解の範囲内だが、このような視点で佐藤氏はカリキュラムを編成されているようだ。


①②はどこの教育機関でもあるだろう。

③は卒後独学で取り組む必要のある領域。

この③を在学中に学ぶことが、作業療法目標、治療を考える上で必要不可欠ではなかろうか?

現行では、③をおざなりにしてはいないだろうか?



コマ数や学生への負担度等、様々な制約はあるのかもしれない。

だが、学生が自身の職へのアイデンティティを見出し、専門性を学生時代に発揮するには、

教育を変えなければ何も始まらない。


ボトムアップならまだしも、ボトムステイ的思考の中でOTの専門性など見出せるはずもない。



現在在学中の学生、または今後OTを目指す人々が自身のOT観に苦しまないためにも、

今現役のOT達が、今こそトップダウン的思考でOTを考えなくてはならない、





そんな気がしてならない。
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2011-06-27

第45回日本作業療法学会 PartⅠ

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6月24日から三日間、埼玉県で第45回日本作業療法学会が開催された。

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日本各地より多くのOTが参加していた。




私自身、金曜日から参加予定であったが、木曜日に高熱を出し、

とてもじゃないが行ける状態ではなく、全てをキャンセルした。



自分の不運さと情けなさでかなり凹んでいたが、金曜日に少し回復し、



「これなら行ける!」


と、金曜日の夜にチケットを取り直し、土曜日朝イチの便で埼玉に向かった。



もう意地だった。



ADOCの発表を聞きたいことはもちろん、

ADOCのメンバーに会いたいという思いが神様に通じたのだろうか、

私を埼玉まで行かせる力を与えてくれた。


不思議なもので、現地に着いてからすこぶる元気になっていた。

ADOCのメンバーに会うという作業が私を健康にさせてくれた。


人間を突き動かす意志というものを身をもって感じられた。





さて、本題に入るが、今回のポスター発表では、ADOCの勢い、注目度を感じた。
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このブログでも紹介した侍OTさんに聞くと、

金曜日のポスター発表では一時間待機しておけば良いものが二時間居続けたとおっしゃっていた。

土曜日には8演題発表されたが、途切れることなく黒山の人だかり。
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開発者のtomoriさん、琉球OTさん達も忙しく動き回られる中にも

充実感でいっぱいのようであった。



つづく・・・

2011-06-22

OT学会

明後日から三日間埼玉県でOT学会が開催される。


私自身、数年前鹿児島での学会以来の参加だ。


学会テーマは、















「意味のある作業の実現」









シビれる学会テーマに魅かれたことはもちろん、


ADOCに関する研究発表が多数あり、


それを聞きたい、そして何より、


ADOCに携わる方達に会いたいこと、


これが私を動かしてくれた。










時間があれば教育に関する発表も聞きたい。



聞くだけの受身ではなく、


能動的に議論も交わしてみたい。





実りある学会になりそうだ

2011-06-17

OTは黒子

先日葉山さんのことをブログで取り上げたが、

授業で葉山さんはこうとも言われた。















「OTは黒子、達成感というお土産を渡して、そっと立ち去る」












黒子
















ん~~深い!

















私自身も以前から「OTは黒子だ!」と考え、実習生や今の学生達に伝えてきたから、


その言葉に納得したし、全く同じことをおっしゃる人がいることに驚き、喜んだ。

2011-06-16

careの意味

careと聞くと、まず思い浮かぶのは「世話」という意味ではなかろうか?








careにはもう一つ意味がある。
















「ほっとけない」












careするとは、「私はあなたをほっとけない」という意味と捉えると、どこかOTっぽくなる。













世話となると、どこか機械的で、冷たさ、上から目線という印象が否めない。






クライエント中心の実践と考えると、OTはcareをほっとけないと捉えるべきではなかろうか?




皆さんはどう考えますか?

2011-06-13

OTの「血」!?

梅雨時期・・・

外は大雨で、自宅近くのデパートにある、遊技場へ行った。

ここには様々な遊具がある。


子どもと遊具で遊んでいる時に私がいつも考えていることがある。


「子どもが飽きずに、モチベーションを上げて遊び続けるにはどうしたら良いものか?」

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この遊具はぐるぐる回るのだが、写真のようにぶら下がって回ることが基本姿勢である。

私はついつい、これ以外に何か遊ぶ方法はないか?と考えてしまう。

娘には、「手だけでつかまってごらん」と言っていた。













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トランポリンのようなこの遊具。

飛ぶことを楽しむ遊具だが、娘に、

「頭が(網目状の)天井に届くように高く飛んでごらん」

と、言っている。













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風船の遊具。

扇風機の風によって風船があちこちに動く。

色んな風船を触ることが基本なのだが、


触るだけでは面白くないと思い、娘に、


「赤取って!白取って!

 赤と白の2つ取って!」

と言っている。













私だけが色んな遊び方を考えるのではないか?と思い、


一緒に行った女房に聞いてみた。



私:「飽きさせないように、モチベーションを高めるために、

  決まりきった遊具の遊び方以外の遊び方って考える?」




女房:「ううん、考えたこともない」



私:「そっかあ」



私の心の中:“これがOTの血なんかな~”










たまたま女房だけが考えないのかもしれないが、

いわゆる“段階付け”を常に私は考えていることに気付いた。





娘の現在の能力を評価し、今の能力よりも1段階レベル高い遊び方を示すことで、

飽きずにモチベーションを高めていることを自然と考えている自分に気付いた。

それっぽく、言葉を変えれば、セルフエフィカシーの概念になるのであろう。










自然とそんなことを考えている私には




「OTの“血”が流れているのかなあ」







そんなことを思うと、自分自身に嬉しくなる。

2011-06-09

心に突き刺さるコトバ

知る人ぞ知る、OTよりもOTと呼ばれる、

葉山さんという方がいらっしゃる。

40代で脳梗塞(だったと思う)を発症された。

今は起業家としてデイサービスを開設していらっしゃる。

そんな葉山さんが、私の勤める学校の講義(1年生のOT概論)で特別講師としていらっしゃった。

私自身は昨年の沖縄OSセミナーで名刺交換をさせていただいており、

お会いするのは2度目。





合間を縫って授業を聴講させていただいた。

その時間が何とも心地よく、「話を聞く」という作業に初めて意味を持つことのできた時間であった。

葉山さんの言葉1つ1つが私の心を揺さぶり


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突き刺さった

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記憶の範囲内で紹介する。













「病気になる前からOTの思考だったのかもしれない。
 
 発症前、母親に車をプレゼントした。それは人と繋がってほしいから

 発症前、母と義母にパソコンを贈った。メールのやりとりで人と人を繋げるから」














「今年の学会テーマはすごいよ!
 
 意味ある作業の実現だもん!行きたいな~、やっとこういうテーマだなあ」











「OSセミナーに来る方々は熱いよね~」












「障害者が起業し、障害者ということでマスコミに取り沙汰されるのが嫌だ」












「OTは達成感をプレゼントする」












一番グッときたのが・・・










(右片麻痺の後遺症のある葉山さん)
「OTは、動く左手を見てくれる」













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ん~~しびれる~。





















やはり、OTよりもOTであると思った。



OTで良かったと心から思った。



これからもOTでいたいと思った。












1年生皆の心に響いただろうか・・・


今度じっくり話してみたい。

2011-06-07

ADOCでテンション上げ上げ!?

久しぶりの更新…

体調不良で仕事も休み…

ブログどころでも無かった…












私が勤める学校では、3年生に卒業論文を製作する。

大学でいうところのゼミ制度を採用し、グループで製作していくわけだが、

そんな彼らにADOCを紹介した。

授業で紹介しようと思っていたのだが、ゼミ生には少しフライングで紹介した。





「すごい!」

「こんなものがあるんだ!」


というリアクション。





当初は「エゴグラムで研究を…」

みたいに言っていたのだが、













ADOCをテーマにした研究をしたいと翌日言ってきた。


どうなるやら?


私も楽しみである。
プロフィール

ナヴェックス

Author:ナヴェックス
長州OTナヴェックスのブログです!
大好物:ADOC・OS・CMOP-E・MOHO・OBP実践・OT教育・生活行為向上マネジメント・精神分析(夢分析)等、広く?浅く…
PT・OT養成施設等教員講習会修了者。
OTのこと以外にも色々と思いを綴っていきたいのですが、結局最後はOTに繋がるのです・・・

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