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2014-06-24

作業的存在としての自己と他者の相互理解

女房の出産の関係でWFOTに参加できなかったnavexです/ _ ;

まだ産まれてません…結果論、WFOTには行けました。

お腹の子が、私を置いて横浜行くなバブーと言っているようです。

4万円返してください…


さて、OT学科3年生に対してADOCを用いた面接演習を実施しました。

20140624215703e03.jpg

作業(の問題)を特定するよりも、対象者の作業の形態、機能、意味、文脈、

つまり、どういった作業的存在であるのか相互理解することを主目的に行いました。

授業後感想を提出してもらいましたが、

2年間同じクラスメイトのことを3年目にして初めて知ることが多かった

という感想が印象的でした。


その他、イラストがあって話しやすい、1つのイラストから話が展開しやすい、

話がどんどん繋がっていく、という感想。

一方、イラストが多すぎてどれに焦点を当てて話せば良いか難しい、

といった感想もありました。


今回の講義を通して感じたことがあります。

1年次、入学間もない学生同士で、今回のような演習をしてみてはどうだろうか?

3年目で初めて知ることが多かった、という感想からそのように思いました。

どうしても対人関係が希薄になりがちで、相互理解をせぬまま、

友人の表層しか捉えられていない学生が多いように感じています。

ツールはADOCでもなんでも良いかとは思いますが、

お互いがどういう作業的存在なのか相互理解するために、

入学早期のうちに今回のような演習をするべきなのかなと感覚的に思います。


文脈を探ることで、お互いの共通性が見出せ、その後の関係性に

良循環を及ぼすのではないかと思っています。


取り急ぎ、今度1年のゼミ生にやってみよ。
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2012-07-02

OBP実践講習会in神奈川

標記、講習会…

行きたかったなぁぁぁーーーーーーーーー(泪)


TwitterでフォローさせていただいているShintaro Kugaさんや、たつおさんの

リアルタイムツイートのおかげで臨場感が伝わってきました。

この場を借りて感謝致します。ありがとうございました。


講師の皆さんが、熱くしかし冷静に丁寧にプレゼンされている光景が目に浮かびます。



現在教員という立場で臨床では実践できません。

今の僕の役割は学生に伝える、いや、学生と共有することです。


やはり思うのはまずは作業療法のプロセスを理解することだと思っています。

まだまだ勉強不足ですが、そのためのツールとしてOTIPMがあるのかなと思っています。

現在様々な教科書に掲載されてあるようなプロセスがボトムアップ思考を促しているように感じます。

教科書に書かれてあること(プロセス)が、臨床で通用するものか?と疑問に思うし、

学生専用(実習用)プロセス?ボトムアップオンリープロセス?であるようにも思います。


教科書では、順番に

「面接」とか、

「観察」とか、

「ROM」とか、

どうもコマ切れのような感じで、それらをいつ、どこで、なんのために、どのように、

用いるのか、といったプロセスの要素が抜けているように思います。


まあ、そのコマ切れ感を繋げていくのが教員の役割なのでしょうが…




tomoriさんの、決してパターナリズムでもなく、

またクライエント中心に偏りすぎず
、という言葉は本当に分かります。


現在、授業の端々で、共同探索者・パートナーといったキーワードを出してはいます。

しかし、実習での報告を聞くと、パートナーといったようなキーワードは見当たらない…


1年生、2年生前期くらいの早期に、共同探索者・パートナーといった感覚が掴めるような

実習を組むことが必須なのかなあと思います。

学生という立場もあるだろうし、実際介入するわけでもなく、

関係性も求められるから様々な障壁はあろうかと推測します。

しかし、授業は解剖学から始まり、触診やROMやMMTに比重が置かれる。

そりゃ、ボトムアップ思考になります。


いくら授業でその人の文脈に触れることを求めても、

実際それに自身の手・ココロが触れなければ理解できません。

机上で自転車の乗り方を知っても、実際乗れるはずがない。



1・2年生で行う

「OBP実践のための面接実習」

みたいな感じで実現できないかなあ。



いや、実現するためにどう動くかだ。

2012-06-29

かっこよさ。

「リハビリの先生ってなんかかっこよさそうじゃん」

これが、リハ職(OT)を選択した僕の(浅はかな)理由です。




最近iPad3を購入しました。

授業や山口OS勉強会、出張移動で使用することを目的に。

VGAケーブルを購入し、早速3年生の授業でプロジェクターで投射しながら

ADOCを紹介しました。

どのような手順で、特に、何を目的としていくのかを中心に説明していきました。


学生は「うぉ~、すごい~」

みたいなリアクションでした(笑)

iPadを所有し、それでプレゼンする、そのことだけで驚きました。


それって、とてもステキなリアクションではないでしょうか?

OTがiPadを持ち歩き、面接をする。

万人がそうではないでしょうが、

その姿ってかっこいいじゃんって思います。


OTってかっこいいな

って印象を学生が持つ。

これだけでも学習動機が上がるのではないかと思っています。

広報的に高校生も

「なんかカッコよさげ」

みたいな印象をOTに抱いてくれれば嬉しい。


そのためのツールとして、ADOC(iPad)の存在が非常にありがたく感じます。



「かっこよさ」

こういう感覚って仕事をするうえで(選択するうえで)

必要な要素の1つじゃないかなって思います。

2012-05-10

ADOC…「患者」からの脱却

先日、ADOCを三年生の授業で紹介しました。

作業療法面接時に、何をどのようにするのか、何のために作業療法士が

面接をするのか、対象者の何を知る、捉えるためにするのか。


それらを知ることを目的にADOCを紹介し、簡単ではありますが実践してもらいました。

ipadがあれば1番良いのですが、今回はADOC paper-versionにて実践してもらいました。

ただ単に作業を選択するのではなく、その作業がその人にとってどんな意味、

価値があるのか、そこからどんな文脈が隠されているのか引き出すことを

実践前に伝えました。




実践後、簡単に感想記入してもらいました。

やはり、イラストがあることで導入しやすく、そして選択しやすかったようです。



こんな感想を記入した学生がいました(多少脚色してます)

「これまで、リハビリというと、作業療法士が評価して、目標もプランも

 作業療法士が決めたことを実施してもらうことと捉えていた。

 対象者と作業療法士が共に、話し合って、同じ方向で目標やプログラムを

 考えていくことを今回学んだ」






この学生は1・2年時、見学実習等での感想記入時、


「患者」


と記していました。

2011-12-27

OSCE ADOC面接


先日、実習前の3年生に対し、

OSCE(Objective Structured Clinical Examination客観的臨床能力試験)ADOC面接

を行いました。



教員になって2年間は、

「作業療法学生による統合失調症者に対するインテーク面接」

を想定して行い、主には学生の情意領域を形成的評価していく形でした。

が…過去2年間、このOSCEに意味はあるのだろうか、学生はこのOSCEで何を学び、
1番肝心なところの実習でどう役立っているのかが不明であり、することの意味を自身に問うていました。


今年、ADOCに出会い、そしてADOC開発者の方達と出逢いました。


今年のOSCEをどのように展開していこうかと悩んでいましたが、感覚的に

「よし!ADOCを用いた面接だ!」

と思い、ADOC面接をすることに決めました。



後づけに近いのですが、これまでのOSCEを体験的に振り返り、

ADOC面接に決めた理由は…

:(精神科)作業療法の説明もままならず…

:何のための面接なのかの説明もままならず…

:漠然と「今困ってることは何ですか?やりたいことは何ですか?」
と、それを聴くことの意味を見いだせていないまま質問する学生…

:OTとしてクライエントの何を捉えるべきなのかポイントを絞る必要があるよなあと思い…

:突然何もない状態から(自己に関する認知が曖昧であったりする統合失調症者に対して)
困っていること・やりたいことを聴かれてもクライエントは困るよなあと私自身思い…

といった理由です。


ADOCを用いたからかどうかは分かりませんが、印象的であったこととして大半の学生が

「一緒に探していきましょう」「一緒に考えていきましょう」

と“一緒に”というコトバを自然と出していたことです。

これまでのインテーク面接では「困ったことを“教えて下さい”“聞かせて下さい”」と、

どこか一方通行のニオイする面接であったように感じています。


例を挙げると、

「困っていることは?」

“退院できないことです”

「へ~~そうなんですね、では今やりたいことは?」

と言った感じで、機械的で、話を深めることなく、
その人の文脈に触れようともしないやりとりであったように思います。



事前に、機械的に話を進めることは減点対象になることを
伝えていたからかもしれませんが、
文脈に触れるような質問も多く聞かれました。



また多くの学生が「楽しい面接でした」と面接後のフィードバックで発言しました。
面接というコトバに「楽しい」というコトバがくっ付くことなど
想像もしていなかった私にとってはめっちゃ意外な発言でした。



ADOC面接は、面接と作業面接との中間に位置づけられるのかなとも今回の経験を通して思いました。
何かの作業を媒介にすると話がしやすくなることは自明の理ですが、
それと似てADOCを媒介にすることで適度に視線を外すことができたり、
心理的距離も適度になったり、お互いに程良い緊張感(安心感)の中、
話が展開できるのではないか、とも思いました。



来月から始まる実習でADOCを用いることはできませんが、
クライエントを捉える視点は養えたのではないかと
希望的観測も込めて思います。


今回のOSCE ADOC面接の成果は実習後の面談や症例報告にて判断すると共に、
実習地訪問の際には、学生がクライエントの何を捉えているのか
その経過を聴いていきたいと思っています。
プロフィール

ナヴェックス

Author:ナヴェックス
長州OTナヴェックスのブログです!
大好物:ADOC・OS・CMOP-E・MOHO・OBP実践・OT教育・生活行為向上マネジメント・精神分析(夢分析)等、広く?浅く…
PT・OT養成施設等教員講習会修了者。
OTのこと以外にも色々と思いを綴っていきたいのですが、結局最後はOTに繋がるのです・・・

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