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2014-04-23

教員6年目に思う

3月は卒業シーズン。

先月の卒業式で、卒業生全員からメッセージ色紙をいただきました。

教員冥利に尽きます。


コメントで多かったのは、

「精神OTの講義面白かったです。

 精神OTが好きになりました。

 精神OTの理解が深まりました。」

といったコメントです。


僕はそれを見たとき、嬉しさはもちろんありましたが、

同時に違和感がありました。


「俺はそれだけだったのかあ」

と。



授業の中、教室の中だけの関わりしか僕はできていなかったのだろうなと。



学生のためと思い、厳しく、高圧的に指導した機会の多い学年でした。

僕はそれが正しいと思っていました。


卒業は、ある種、教員としての自分を評価される時だと思っています。


僕の教育観やそれに伴う指導というのは、

間違っていたのだと反省しました。



これからの目標は、

学生を叱ることはあっても高圧的には怒らない。

学生を信じて「待つ」。

学生に積極的に声を掛ける。

学生に積極的に挨拶をする。

笑顔で話しかける。

教員室に引きこもらない。

野球サークルを作って学生と戯れる。


です。





今度、担任する4年生と泥んこバレー大会に出場します。

学生とともに、汗をかいてきます。
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2014-04-03

いいとも終了に憶う

笑っていいともが先月32年間の歴史に幕を降ろしました。

特別ファンであるわけじゃないけど、最終回と夜のグランドフィナーレは録画しました(笑)

毎日見るわけじゃなく、集中して1時間見るわけではない。

毎日、当たり前のように存在していた笑っていいとも。

タモロスという言葉が出てくるほど、当たり前にあった日常が突然無くなった喪失感。

当たり前のように♫お昼休みはウキウキウォッチング♪と流れていた。

毎日見なくてもそこにある安心感。

当たり前のように存在していた笑っていいともが終わった喪失感。



今、当たり前のように学校に来る学生たち。

当たり前のようにそこにいる学生たち。


教室に行けば当たり前のように会える友達。


あと1年すれば卒業し、その当たり前が当たり前でなくなる。

実習で丸4ヶ月学校には来ないから、実質あと8ヶ月弱。


今当たり前にあることは、当たり前すぎて有り難みを感じることはそんなにない。

時間は限られている。

限りがあるから、当たり前のことが当たり前でなくなる瞬間(トキ)がやってくる。


今ここにいることを大切にしよう。

今当たり前のことが当たり前でなくなることを有り難く感じよう。



そんな話を、入学から4年間担任することになった新4年生へ伝えました。



2014-03-10

主体性

すこし前の話になりますが、精神科OTの講義でPBLを実施してみました。

PBLとは問題基盤型学習のことで、ある課題シナリオを提示し、それを学習者自らが解決していき、

学生の主体的学習を進めるためのツールです。

1年ほど前に宮前先生やメガネOTさん達が書かれたPBLに関する書籍が販売されています。

PBLに関する詳細はそちらで。



PBLをした途端、学生達の目の色が変わりました。

(ひいき目にみているのかもしれませんが)はっきりと変わりました。

グループメンバーと、課題(問題)解決するために色んな文献を調べていました。

それまで、グループワーク中心の講義を進めてはいましたが、

このPBLほど主体的に取り組んでいたかどうかを思うと疑問に残ります。




学ぶことってやっぱり、主体性が大事なんだなあとつくづく思います。

自分がやりたいと思うこと、そして、やることの意味を感じられること。

20年後、統計すること分かってたら、数学めっちゃ頑張ったと思うし、

英語もめっちゃ勉強してたと思う。

何のために5教科勉強するのか分かってなかったからなあ。




7歳になる長女は今勉強が楽しいと言っています。

宿題はもちろん、子どもチャレンジ(国語と算数)を毎月楽しんでやっています。

ほんとに俺の子か?

って思いますが(笑)、今のその楽しさを忘れずいてほしいと思います。

活かすも殺すも親次第でしょうか?




来年度は随所にこのPBLを取り入れる年にしていきたいと思っています。

シナリオ設定がものすごく難しいのですが、学生の状況に合わせて、

ちょいと頑張ったら解決できるくらいの課題を設定できればと思います。



何か良いヒントがありましたら教えて下さい(笑)

2014-02-19

白か黒か

教員が自己評価を迫られる時ってのは、実習だと思います。

実習があることによって、授業方法、学生への振舞い方を振り返させられます。


通り一辺倒の検査測定をし、そこから導き出される問題点を挙げ、

精神・身体機能を高めるために目標・プログラム設定するという流れが、

学生にとっても、いや、教員にとっても楽なのかもしれません。



「作業療法って難しい、作業療法の方が難しい」

という声を高校教師から聞いたことがあります。



この病気、心身機能障害を「治す!」という方向性が仮に「黒」とします。

この病気、心身機能障害は「治らない!生活・人生を楽しむ!」という方向性が仮に「白」とします。


実習訪問等で学生と話すと、

この、「黒」か「白」か、どちらか一方で考える傾向があることに気付かされます。

換言すれば、どちらか一方でしか考えられない。


OTって、この黒と白の間にあることを考えなければならないように思います。

機能回復も見据えながら、今の生活、人生、その人にとっての作業に焦点を当てていく。

同時進行、同時並行的に考えていく。


穴埋め問題を埋めるように、通り一辺倒の検査測定をする方が一方向性で学生もやりやすい。

作業を特定し、遂行状態から必要な評価、検査測定が何なのかを導き出ことは、双方向性(以上)で難しい。


僕が学生時代にICFなんて概念は無かったし、一通り検査測定をしてから問題点を列挙するという

一方向性でしたから、トップダウンとかICFといった概念は今の学生にとっては難攻不落なものなのかもしれません。

一方向で考える方がそりゃ楽です。



授業展開として、まず「黒」を徹底的に考える。次に「白」。

そしてその間にある、CLの文脈にそった、SDMの概念で考えていく。

つまり、「グレー」


こういったトレーニングを実習前にすべきではないかと思いました。

来週、実習から戻ってきた学生に聞いてみます。



来年度シラバスを作成中です。

来年度からこんな感じで展開してみたいと、ふと思いました。

2014-01-27

学生の今…

学生が実習に行き、学校へ戻ってくると、大きく2つに分かれます。

エネルギーに満ち溢れ、目が心が輝いている学生。

エネルギーが枯渇し、目に力がなく、実習前は当たり前に出来ていたことさえできなくなっている学生。


ここ2年くらい、後者の学生が圧倒的に増えている印象です。


SVフィードバック後、成績表へコメントする字に力がなく、声も力がない。

リアクションも今ひとつの反応。


これ以上実習を続けると潰れてしまうのではないかと危惧する学生が増えています。

続けるか否か意志を確認すると、必ず「続ける」と言います。

そりゃ進級がかかっていますから、そう言うのは当たり前です。

自分の判断でストップをかけられないのです。



僕らが診断することではありませんが、発達圏の疑いのある学生が本当に増えています。

授業で箱作り法なんかをすると顕著です。

二次元から三次元への変換が困難なのです。



元々の素因もあるでしょうし、そういうトレーニングを人生でしてこなかったのもあるでしょう。

そういう学生に限って、バイト経験がなかったりします。

自身で自身の能力がなんとなく分かっているから、社会との接触をなるべく避けている。


実習が初めて社会との接点となる学生が増えている。



こういった現状は、OT、リハの世界だけではないでしょう。

どの業界にも言えると聞きます。



どういった教育、アプローチをしていけば良いのか、

勉強する重要性をひしひしと感じる今日この頃です。
プロフィール

ナヴェックス

Author:ナヴェックス
長州OTナヴェックスのブログです!
大好物:ADOC・OS・CMOP-E・MOHO・OBP実践・OT教育・生活行為向上マネジメント・精神分析(夢分析)等、広く?浅く…
PT・OT養成施設等教員講習会修了者。
OTのこと以外にも色々と思いを綴っていきたいのですが、結局最後はOTに繋がるのです・・・

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